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発表日
内容
2006年6月14日 プレスリリース
「アイカンタム、日本カンタムデザインと戦略的提携に合意」

極低温領域の物性研究用計測装置

アイカンタム、日本カンタムデザインと戦略的 提携に合意

 電子計測システムメーカーのアイカンタム(茨城県つくば市、渡辺純一社長、029-855-8171)は、超高感度の磁化測定装置であるSQUID(超伝導量子干渉素子)磁束計用に設計された極低温冷凍システムの全世界市場への販売において、日本カンタムデザイン(東京都豊島区、田口昌二社長、03-5954-8570)と独占的販売提携に合意し、国外市場への本格的展開を開始した。

 本格販売を開始した「iHelium3」(商品名)は、従来日本カンタムデザインから販売されているSQUID磁束計ではカバーできない、2ケルビン以下の極低温で、試料の磁化を精密に測定することを可能とする。市販装置を一切改造せず、必要な時にのみ取り付けるだけで、ヘリウム3(ヘリウムの同位体)を用いた冷却によって0.5ケルビン以下の低温を実現できる。最近研究が活発化している単分子磁石、有機磁性体、有機超伝導体、重い電子系物質などの磁気的性質の研究が飛躍的に進むことが期待される。価格は1台約1500万円。

 これまでアイカンタムは国内外の学会等での発表や展示を通じて販売を拡大してきたが、超高感度磁化測定装置の市場で事実上の標準機を持つカンタムデザイン・グループと提携することで世界市場への浸透を加速できると判断した。早くも韓国の大学やドイツの国立研究所からの受注に成功している。

 両社はすでに今年の日本物理学会や低温工学・超伝導学会に併設された展示会に本商品を共同で出展し、顧客の反応と評価を確認して販売提携に踏み切った。提携初年度は一年間に内外市場で約10台の販売を目指している。

 アイカンタムは2004年11月設立の産総研技術移転ベンチャー。欧米企業からの輸入に頼っている電子計測分野で、産総研に蓄積した高度な技術を活用し、日本オリジナルの計測システムを商品化することを目指して研究者自らが起業した。他に「交直変換標準システム」や「液体ヘリウムフリー電圧標準システム」を揃える。             
   
(2006年6月14日発表)


詳細問い合わせ先:

 アイカンタム株式会社
   つくば市梅園1−1−1 産総研中央第二
     Tel: 029-855-8171
     Email: info@iquantum.jp
     http://www.iquantum.jp

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IQUANTUMは産総研技術移転ベンチャーです。